高校時代の友達に「困ったちゃん」のCちゃんが居ました。特に仲が良かったと言う訳ではないのですが、私と同じ部活のNちゃんを独占していないと不機嫌になる子でした。学校では姉御肌でジャイアンの様に少し威圧的な態度をとるCちゃんは、その態度とは裏腹に友達を作るのを苦手に感じていたようです。
別れられない関係
「別れられない関係」と書くと、少し後ろめたい不倫関係をイメージされる方も多いかと思います。ワイドショーでは「不倫ネタ」が流れない日は無いくらいありふれた話題ですが、いつの日も人々の興味を惹くのは「他人(ひと)の道ならぬ悲恋(ひれん)」よりは、「他人(たにん)の不幸」のようです。
引きこもりと自己愛性パーソナリティ障害
人格障害の中の1つに自己愛性パーソナリティ障害があります。長期の引きこもりの場合にうつ病と一緒に診断されることも多いと思います。
引きこもりと聞くと根暗な性格の人や、偏屈な性格の人で、他人と関わりを持ちたくないから部屋から1歩も出ない人をイメージされると思いますが、以前にブログでも書きましたが最近の引きこもり傾向は少し違います。
引きこもりの原因
お子さんが突然、学校や会社を辞めて部屋に引きこもって出て来なくなってしまったとしたら、親御さんがどれほど心を痛めるか、うちの息子が引きこもった時のことを思い出せばとても良く分かります。
うちの息子の引きこもりは、職場の上司からの執拗なパワハラによるうつ病が原因したが、最近はうつ病が原因の引きこもりの方は少ないように思います。
引きこもりの行方
厚生労働省推計では25万世帯の家庭に1人以上の引きこもりが居ると言われています。その人口の多さから日本の社会問題となりつつある「引きこもり」ですが、近い将来的には国の力では支えきれなくなるでしょう。
現在の引きこもりの家族を持つ親はバブル世代です。まだ妻は専業主婦が多かった世代なので、子どもが引きこもりになっても食事の提供や、子どもが働いていなくても食費に困ることは無かったでしょう。