ADHDの結婚について

ADHD持ちさんの恋愛については、いくつかみてきましたが特に問題ないように思います。ADHDの人の特徴で熱しやすく冷めやすいというのがありますが、遺伝子学上ヒトの恋愛感情は3年半しか持たないと言われていますので、人を好きになることに置いてはADHDを持っているからといって特別問題はないと思います。
 
ただADHD持ちさんの結婚については衝動的に物事を決めないようにしていただきたいと思います。例えば彼がADHD持ちの場合、結婚後の主な収入源が旦那さんの収入になると思います。
 
ADHDの人の特徴で職場の人間関係が上手くいかずに転職を繰り返す傾向があります。若いうちは転職を繰り返すことでより良い環境の職場に移れたり、年収が上がる可能性もあります。しかし中年以降も転職を繰り返してしまうと、いつまでたっても新しい会社で新人扱いになってしまいますので、年収が上がる見込みが薄くなることを頭に入れておく必要があります。
 
この場合は、旦那さんが将来に備えて副業をする。奥さんも定職を持ち、結婚後も仕事を続けて2か所以上からの収入を得るなどして、旦那さんの転職中も収入が途絶えないように備えておくと良いでしょう。
 
また、結婚前にADHDの特徴についてお互いによく話し合い、理解を深めておく必要があります。例えば奥さんがADHD持ちの場合、忘れっぽいという特徴をしっかり理解しておかないと、買い物に行くのを忘れたり、アイロンがけを忘れたりした時に家事をさぼっているのではないかと疑ってしまったり、喧嘩になりがちです。
 
ADHDの人は気が移りやすいので、買い物に行く前に買い物袋を探していたら、ちょっと部屋の片づけをしようと思い、アルバムが目に留まって見始め、何時間も熱中してしまい、買い物に行く予定を忘れてしまったなどは良くあることです。
 
旦那さんが仕事から帰って来ても夕食の準備すらしていないことがあるかも知れません。しかし、これはADHDの人には非常によくあることですので、理解しておく必要があります。けっして叱ったりしてはいけません。
 
ADHDの人はアイデアマンで人生を楽しむことの天才です。そして興味を持ったことに集中して取り組むことが出来ます。例えば子どもが楽しめる玩具を手作りするとか、子ども部屋をリフォームするなど、何か1つテーマが決まったら夫婦共同でアイデアを出し合い、素晴らしい成果を生み出すことが出来るでしょう。
 
ADHDは熱しやすく冷めやすい特徴もありますが、キャンプの計画などの短いスパンで楽しめる家族旅行などを毎年計画したり、子犬などのペットを飼って家族全員でしつけをするなど、夢中になれることを見つけられると10年20年と、とても幸せな家庭が築けます。
 
結婚前にどんなADHDの特徴を持っているのかをしっかり話し合い、2人で協力して新たに家庭を築いていくと決心したことを紙に書くなどして保存して置き、結婚記念日などに読み返すことで「お互いに愛し合っているから結婚したんだ」という気持ちを思い出し、末永く幸せな結婚生活が送れるでしょう。