うつとガーデニングの効果

長年ガーデニングをやっていて、もっとも好きな季節が5月です。木々の新芽がスクスクと伸び、若い透きとおるくらい柔らかい新緑の葉を見上げる時に、太陽の素晴らしさに感謝したくなります。

私は子育てに行き詰った時に黙々とガーデニングをする習慣があり、草花の植え替えなどで土に触ると不思議とイライラが解消されました。

天使の顔をして悪魔の悪戯をするADHDの息子の子育ては、「まだ怒っても分からない年齢なのだから」と自分に言い聞かせる我慢の連続だったので、どうしても腹が立つ時は自分だけベランダに出て花の世話をしていました。

ガーデニングは、その花に適した水やりと土と栄養をきちんと調べて与えて、太陽の力を借りればスクスクと成長してくれます。花屋さんで枯れそうになった処分品の花を購入して、翌年に咲かせることが出来た時は達成感があります。

無意識のうちに手におえない息子の子育てとガーデニングを比較して、ガーデニングに時間を割いてリラックスしていたのかも知れません。

人は午前中の日光にあたると脳内にセロトニンが放出されて、イライラをコントロールしたり、不安が和らぎ、リラックスする効果があります。また、ぐっすり眠れるようになるので不安で目が覚めたり、眠れないことからうつ病の防止にも役立ちます。

子どもが夜おそくまで起きていて(夫が22時頃帰宅をして子どもと遊んでくれるのが原因でしたが)困った時も、昼間に土いじり(土にいる細菌が気になる方は物を口に入れる時期が終了してからにして下さい)をさせて遊ばせるとぐっすり眠ってくれました。

息子が2歳くらいになると花の水やりを手伝ってくれるようになったので、息子の大好きなイチゴの苗を植えてお世話をお願いしてみました。「いつ食べられるの?」と毎日聞いて収穫できる日をとても楽しみにしていたので、摘み取り作業もお願いしました。

イチゴは毎年花が咲いて実を付けてくれるので、植物の成長の過程を教えるのにとても役に立ちました。

ガーデニングの話に戻りますが、もしご家族にうつ病の方がいたら、洗濯物を干す担当か、植木の水やりをお願いしてみてはいかがでしょうか?

午前11時くらいまでの日光に10分あたるだけでも、セロトニンの効果でストレスがかなり軽減されるはずです。